【2024年】飲食店のMEO対策施策10選徹底解説
この記事を読んでいただくほとんどの方は飲食店関係の方と思います。
現在飲食店のWEB集客は主にポータルサイトと言われる各種グルメサイト(ぐるなび・食べログ等)やSNS(Instagram・TikTok等)そしてGoogleMapが多いのではないでしょうか。
今回の記事はGoogleMapの最適化MEO対策について「飲食店はMEO対策が必要なのか?また対策方法はどのようにすればよいのか。」を徹底解説していきます。
結論から申し上げますと飲食店だからこそMEO対策を必ず行うべきです。
MEO対策をすぐ始めれるためのやり方も無料公開しますのでぜひ参考にしてください。
MEO対策とは何か?
まず、MEO対策とは何か?概要からご説明します。MEO対策とは、(Map Engine Optimization)GoogleMapのマップ検索最適化で、GoogleMapで上位表示を目指す施策の事です。
MEO対策を始めるにはGoogleビジネスプロフィールの登録(無料)が必要です。
また、似たような言葉でSEO(Search Engine Optimization)がありますが、MEOとは別で検索エンジン最適化を意味します。
GoogleMapが「MEO」Googleでの検索結果は「SEO」と覚えて頂けると良いかと思います!※「スポンサー」はリスティング広告
画像の通り、全く異なる意味ですので覚えていてください。
上記にも述べたようにMEOはGoogleMapで上位表示を目指すものでありGoogleMapに関する施策をMEO対策と言います。
MEO対策の重要性
2023年に入った頃から特にMEO対策をする店舗様が増えてきましたが、これまでも非常に重要なWEB集客でした。
2020年~2023年にかけて徐々にポータルサイト(各種グルメサイト)からの予約がへってきているのです。
こちらの記事から引用(加速するグルメサイト離れ。「Google」利用率トップに。)
例えば私たちがユーザー側になった際、初めての土地で居酒屋を探すとき自然とGoogleMapで検索していませんか?
それはSEOよりMEO(GoogleMap)の方が検索上位に表示されるかつ、即電話をかけることが可能、空席確認から予約完了→店までの経路表示まで全てスムーズに可能なのでユーザーがポータルサイト離れをしていると考えられています。
また、お客さんのリアルな口コミ&点数が一目でわかり、お店の雰囲気などが分かる写真が一目でわかるのがとても来店意欲に直結するのです。
このことから現代の飲食店WEBにはGoogleMap活用MEO対策がとても重要と言えるでしょう。
飲食店MEO対策のメリット・デメリット
これまで、MEOの基礎や重要性についてお伝えしました。MEO対策は何か?についてご理解頂いたところでMEO対策のメリットやデメリットについていくつかまとめていきます。
飲食店MEO対策のメリット
MEOはコストがかからない無料集客ツールで大きく集客することが出来るので、コストパフォーマンス最強の集客ツールです。
無料で始めることができる
GoogleMapへの掲載は無料です。ポータルサイトの無料掲載と比べても大幅に集客効果を見込めます。店舗オープンと同時に掲載開始しましょう。
集客力に期待ができる
GoogleMapを活用し来店を決定するユーザーが増え続けている現在のMEO対策は必須です。「地域+業種(居酒屋・カフェ・焼き鳥)」などの検索結果で上位表示するだけで必ずユーザーの目に留まることが出来るのはGoogleMapのとても高い集客効果に期待ができます。
集客に即効性がある
Googleビジネスプロフィールに登録するだけでGoogleMap上に掲載することが可能です。
多くのポータルサイト(グルメサイト)やホームページは掲載までに時間がかかったり、いざ集客につながるアクセス数を獲得するには長期的な期間や費用がかかります。
GoogleMapでは最短即日から掲載が完了し、1ヶ月未満で上位表示が現実的に可能です。
写真で雰囲気や料理をアピールできる
SNSで集客ができているのはユーザーの8割が料理や店内の写真で「行きたい」と思っているからではないでしょうか?それほど写真は重要です。
GoogleMapでは写真がファーストインプレッションになるよう設計させています。
ユーザーが「行きたい」と思う写真を登録しアピールことで集客につながります。
飲食店MEO対策のデメリット
飲食店MEOにとってどのようなデメリットが存在するのでしょうか。
更新や対策の工数がかかり負担
Googleビジネスプロフィールは無料で登録可能ですが、多くの工数がかかります。
GoogleMapでは約60-70項目の設定項目が存在し、「最新情報」の更新やメニュー・コースの登録など様々な設定・更新が必要です。
このひとつひとつに工数がかかり、知識も必要です。
ネガティブレビューに対応
飲食店をやっていると避けられないのがネガティブレビュー。どんなに丁寧な接客やお料理を提供していてもネガティブレビューは入ってきてしまいます。
どんよりする気持ちで口コミ返信をしなければなりません。
とはいえネガティブレビューを放置しておくわけにはいきません。
実際に口コミに関する意識調査を行った結果、ネガティブレビューにも丁寧に対応している飲食店は「行ってみようと思う」と回答した人が60%を超える結果になっています。
引用:「お店の情報収集や口コミに関する意識調査」株式会社ONE COMPATH「LocalONE」より
【最新版】飲食店のMEO対策始め方
飲食店にとってMEO対策は必要であるという事をご説明してきましたが、実際に始めるにはハードルが高い・・・。と思われている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
MEO対策業者に依頼したら即対応してくれますが、やはり費用が高いです。
アカウントの作成は意外と簡単なので手順通り開設してきましょう。
MEO対策業者に依頼したい方はアカウント初期構築無料の飲食専門MEO対策へお問い合わせください。
1.Googleビジネスプロフィールにアクセス
Googleの検索欄で「Googleビジネスプロフィール」と検索してみましょう。
※スマートフォンでも同様の手順で操作可能です。
このような画面になります。
【今すぐ管理】をクリックしましょう。
2.店舗情報登録
上記の画面になりましたら、店舗名を入力しましょう。
営業許可証に記載されている店舗名が望ましいです。
ビジネスの種類は飲食店の為、「店舗」を選択しましょう。
※デリバリー専門店は「非店舗型ビジネス」を選択してください。
ビジネスカテゴリを入力しましょう。
今回は「居酒屋」を選択しました。なお、後で追加や変更が可能です。
店舗の住所を入力してください。この際にビル名や階数まで入力しましょう。
お店の電話番号を入力してください。
ウェブサイトは自社ホームページなどを任意で入力しましょう。
※ウェブサイトは後ほど入力できるので省略可
こちらの画面では「続行」を選択しましょう。
2つのチェックは付けておきましょう。
こちらで開設手続きは完了です。
この後オーナー確認が必要な場合は「オーナー確認」を完了させてください。
飲食店のMEO対策施策10選
ここまでMEO対策とは何か。やMEO対策のメリット・デメリットを紹介してきましたが、ここからは実際に飲食店のMEO対策施策を10個ご紹介します。
どれも必須級の施策になるので実際に設定してみましょう。
10個目の施策はマル秘情報です・・・・
1.Googleビジネスプロフィールの情報鮮度
まず、一番重要な項目があります。それは基本的な情報を正確に入力することです。
・店舗名
・住所
・電話番号
・営業時間
・メニュー
・店舗の説明
・休日の設定
などユーザーが必要とする情報を正確にかつ、最新の情報にする必要があります。
「GoogleMapをみてお店まで来たけど営業していない」といったようなことはGoogleからの信頼とユーザーからの信頼を失うことになるのでこのようなことは避けるようにしましょう。
2.最新情報の更新
Googleビジネスプロフィールには、GoogleMap内のSNSのような機能があります。
実はあまり活用されていなかったりしますが重要な施策になります。
最新情報の更新を定期的に更新することでGoogleからの信頼度が上がり、上位表示への道が近くなります。
Googleに「このお店はしっかり営業しているな。」と認識させることが非常に重要な施策になります。
3.口コミの獲得
Google公式発表で順位決定には口コミが影響すると発表されています。
上記の画像にあるように口コミ数と評価点が検索結果のランキングに影響します。
必ず口コミの獲得をしましょう!ただ、口コミに関してもしっかりとガイドラインが決まっていますのでしっかり、ガイドラインを守りましょう。
4.口コミ返信
獲得した口コミへの返信は必ず行いましょう。
飲食店に投稿される口コミは全てが高評価な口コミだけではなくネガティブな口コミも投稿されてしまいます。
嫌な気持ちになりますが、しっかりとした対応で口コミ返信を行いましょう。
すべての口コミに返信することでユーザーからの信頼度が大きく変わります。
5.画像や動画を掲載
2023年11月の最新アップデートでは店舗がアップロードしている写真で検索順位が変動する場合があります。
そのため周りの店舗より多くの写真枚数と写真のパターンを投稿しましょう。
ショート動画の素材を持っている店舗や店舗内の雰囲気を映した動画があれば動画も掲載しましょう。
※ただし、関係のない画像や動画はアップロードしないようにしましょう。
6.NAP情報を統一する
NAPとは、「Name(名前)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」の頭文字を合わせた言葉で、これらの情報が一致していることが、GoogleのクローラーがWEB上の店舗情報を集め、認識するうえで重要となります。
サイトAでは「○○酒場 ○○店」
サイトBでは「居酒屋○○ ○○店」
などはNG。
WEB上に公開する店舗名や住所、営業時間などを全て統一しましょう。
7.ビジネスカテゴリを最適化
2023年11月現在Google Map上に存在する「ビジネスカテゴリ」は4101カテゴリ
無数にあるカテゴリーの中から店舗に合ったカテゴリーを選択しましょう。
1アカウントにつき10カテゴリ設定可能です。
「居酒屋」なのにカテゴリーが「バー」になっていることなんて無いようにしましょう。カテゴリーを最適化するだけで順位が変動するかも・・・?
【居酒屋】に関連するカテゴリーを一部抜粋しましょう。
・焼き鳥/串焼き/和食店/高級和食店/海鮮・シーフード料理/鍋料理店/すき焼き/モダン居酒屋/レストラン/牛タン/肉料理店/すき焼きしゃぶしゃぶ店/鶏料理店など
8.グルメサイトと連動した予約機能搭載
たまに、Google Map上で「オンライン予約」という青いボタンをみますよね。
あれはGoogleのサードパーティー企業限定の機能です。
現在飲食店でオンライン予約に対応しているグルメサイトは下記の通りです。
・TABLE REQUEST
・resOS
・OZmall
・SevenRooms
・tourcandy
・ResDiary
・一休
・Tock
・Toreta
・Guestplan
・ebisol
・ヒトサラ
・Machida Clip
・TableChack
・EatApp
・Retty
・inline
・GATE
・楽天ぐるなび
です。上記の中に掲載しているサイトがあれば営業担当者に問い合わせてみましょう。
※サイトによっては有料掲載のみの機能になります。
9.自社サイトのSEO対策
近年飲食店でホームページを制作する企業が減少傾向にありますが、じつはホームページはSEOだけでなくMEO対策にも大きく影響してきます。
それはなぜか?店舗の情報をどこより詳しくかつ、公式で掲載している信頼できる情報源だからです。
当サイトを運営しているLIAとしてはホームページの制作をおすすめしております。
自社サイトには必ずGoogle Mapを埋め込むようにしましょう。
Google Mapの埋め込み方はこちら
10.レビューサイトの評価
あまり知られていないのですが、Google Mapの口コミだけではなく「食べログ」「Retty」「LINEプレイス」などのレビューサイトの口コミ件数、点数が順位に影響してきます。
正直拡散してほしくないです・・・。
こちらの情報を参考にMEO対策を行っていただければ上位表示またはアクセス数が数段UPするでしょう。
それでも変化しない場合はなにか見落としているかも?
相談無料の飲食店特化MEO対策のお問い合わせ可能!
成功事例:飲食店のMEO対策
前述していたようにMEO対策の施策を施し結果がでた成功例として、千葉県の某居酒屋さんのデータの公開許可を頂けたので当記事限定公開します。
ぜひ参考にしてください。
結果から言うと、対策前と対策後で
・PV数10000UP!
・コール数月平均16件UP!
・「駅名+居酒屋」で上位表示(1~3位)
MEO対策を入れてから2回過去最高売り上げを更新しているとのご報告も頂いております。
一部当社の運用レポートを抜粋させて頂きました。
2023年6月より運用開始し2023年9月には過去最高のPV数が付きWEB予約や電話予約の増加が確認されました。
やはりここまでの数値を出すにはMEO業者への依頼が必要になってくると考えられます。
LIAでは飲食店に特化したMEO対策を行っております。
MEO対策にお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください。